悩んでいると気が付いたら考えよう
35日目
「悩み」と「考える」という行為は全く違う行為です。
「悩み」は答えが出ない問いについて考えているふりをしている行為です。
「考える」は答えが出るという前提で、建設的に取り組んでいる行為です。
さて、今何かについて「悩んでいる」としましょう。
これについて10分以上、30分以上悩んでも結果が出ない場合はすぐに悩むのをやめましょう。
そのほうがあなたのためです。
悩んでいたって何にもいいことはありません。
だって答えが出ないのですから。
これ以上悩んでも時間が無駄になるだけです。ストレスもたまります。
それなら休んでいたほうが健康的にもいいはずです。
そして「悩んでいる」と気づけた次のステップは「考える」ことです。
休んだ後でもすぐにでもどちらでも大丈夫です。
でもそもそも悩んでいたのに簡単に答えの出る問題について考えろなんて言われても困りますよね。
コツとしては、根本的に見直すことです。
まず何に悩んでいるかについて見直します。
そして、本当に今解くべきことなのかを考えます。
もし違うと感じたならば考え方を変えてみます。
すると少しは進むと思います。
例えば、もしあなたがAという商品を売りたいとします。しかし、なかなか売れづ悩んでいます。「どうやったらこの商品が売れるんだ?」と悩んでいます。
これはすぐに考え方を変える必要があります。
考え方として「そもそもなんでこの商品が売れないのか」を意識する必要があります。これについて考える必要があるのです。
この商品の利便上将来性がないとします。そんな中どうやったら売れるかについて悩んでいてもしょうがないですよね?だって買い手自体が少ないのですから。
やりがちなこととして、売れるためにはどうしたらいいんだ?という視点、つまり改善点に偏ってしまうことがあげられます。
もっと根本的なことが間違っていたらこの悩みは一生解決されないでしょう。
そして、いかに無駄な時間を費やしてきたかを知り、絶望してしまいます。
そうならないためにも、少しでも「悩んでいる」と感じたらすぐに切り替えて、少し根本的なことを「考えてみる」というのもいいかもしれません。
仕事や学問などはうまくいくと思います。
ただ、金銭的な問題などプライベートが強い悩みに関しては、それほど効果が得られないかもしれません。